【動脈硬化予防】
長年にわたる高血圧や喫煙などの攻撃で、血管の内側が傷つきその結果、血管内壁が厚くなったり固くなったりします。その際に異常増殖した不要な細胞(血管平滑筋細胞)が血流の停滞を起こし、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。ヒドロキシチロソールには、この血管平滑筋細胞の異常な増殖および遊走を抑制する働きがあることがわかっています。
【がん細胞増殖抑制】
オリーブオイルを日常的に食している地中海諸国のガン発生率は、他の欧米諸国よりも低く、その為、オリーブオイルを摂取すると、ガン細胞を減少させる効果に期待できるという研究があります。ガンなどの生活習慣病には、慢性的な『炎症』が深く関わっているのだとされています。炎症が起きると、細胞や組織に障害を与えて、さらなる炎症症状を引き起こす『一酸化窒素』が生成されます。ヒドロキシチロソールはこの一酸化窒素の生成を抑制する働きがあることが示されており、抗炎症作用が認められています。
【鳥インフルエンザ予防】
オリーブの葉や果実に含まれるポリフェノールの一種、ヒドロキシチロソールは、鳥インフルエンザウイルスに対しても一定の効果を持つ可能性が示唆されています。ウイルスが細胞に感染・増殖するために必要な特定の酵素(MSPL)を阻害する可能性が研究されています。
鳥や豚の飼育環境の空気中にヒドロキシチロソールを浮遊させ、鳥や豚の気管や肺に入れることができれば、抗ウィルス予防効果が期待できるかもしれません。