国際基準では、オリーブオイルを厳格に8種類に区分しております。一方JAS法によるオリーブオイルの品質基準は、「オリーブ油(酸価2.0%以下)と「精製オリーブ 油(酸価0.6%以下)」の2種類のみの分類となっております。もちろん、「エキストラバージンオリーブオイル」の規格はありません。
国際オリーブ協会(IOC)の厳格な「エキストラバージン」定義 『酸度0.8%以下及び官能検査(味・香)の設定基準』がJAS法にはありません。酸度基準も甘いため、世界基準より「低い品質」のものが多く流通しやすい背景があります。そこで、現在、日本では国際基準に関係なく「低い品質のオリーブオイル」であっても「エキストラバージンオリーブオイル」を表示し販売することが出来ますので、多量の「エキストラバージンオリーブオイル」が、安価で販売されているのです。
また、国際基準の劣化基準はオリーブオイル100g中の遊離脂肪酸の中のオレイン酸量で数値が決まりますが 【酸度】で表示されておりますが、日本のJAS法では、遊離脂肪酸の量を測定したもので数値が決まり 《酸価》で表示されております。もともと、算出の基準も違っている為単純に比較できませんが、オリーブオイルの特性を考えると国際基準のオレイン酸を対象として表した酸度の数値が適切であるといえます。