日本で「エキストラバージン」のオイルが、国際基準では「NGオイル」となるのは何故

【IOCの国際基準によるオリーブオイル分類】

IOC基準では、オリーブオイルは1~8までの8種に分類されます。

【バージンオリーブオイルとオリーブオイルの違い】

食用のオイルは下記の2種類のオリーブオイルです。

【IOC国際基準と日本の品質基準(JAS法)】

国際基準では、オリーブオイルを厳格に8種類に区分しております。一方JAS法によるオリーブオイルの品質基準は、「オリーブ油(酸価2.0%以下)と「精製オリーブ 油(酸価0.6%以下)」の2種類のみの分類となっております。もちろん、「エキストラバージンオリーブオイル」の規格はありません。
 国際オリーブ協会(IOC)の厳格な「エキストラバージン」定義 『酸度0.8%以下及び官能検査(味・香)の設定基準』JAS法にはありません。酸度基準も甘いため、世界基準より「低い品質」のものが多く流通しやすい背景があります。そこで、現在、日本では国際基準に関係なく「低い品質のオリーブオイル」であっても「エキストラバージンオリーブオイル」を表示し販売することが出来ますので、多量の「エキストラバージンオリーブオイル」が、安価で販売されているのです。
 また、国際基準の劣化基準はオリーブオイル100g中の遊離脂肪酸の中のオレイン酸量で数値が決まりますが 【酸度】で表示されておりますが、日本のJAS法では、遊離脂肪酸の量を測定したもので数値が決まり 《酸価》で表示されております。もともと、算出の基準も違っている為単純に比較できませんが、オリーブオイルの特性を考えると国際基準のオレイン酸を対象として表した酸度の数値が適切であるといえます。

【IOC認証・基準による国内の主な検査機関】

(2025~2026)

1.日本油脂検査協会(日本オイル検定協会)
 IOC認定「オリーブオイル理化学試験タイプB」と「オリーブオイル官能評価」の国際基準を取得。
2.日本油料検定協会 (NYKK)
 理化学試験のタイプB・タイプC(残量農薬等)の認定を継続取得しており、高品質な分析能力を有する。

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